死ぬ前に後悔する事ランキング
情熱を持って行動すれば、結果を後悔しないよね。
思い出に残る事も、当時強い想いで行動した事だけ。
楽しかったと思いたいなら、とにかく熱中しよう!!
— 斉藤 克明 (@katsuaki_s) 2014, 1月 24
■死ぬ前に後悔する7つのこと
http://irorio.jp/jpn_manatee/20131221/97312/
この記事の内容はいろんな媒体で半年に1回は目にします。インパクトあるんですね。
- 世間の目を気にせずに生きるべきだった
- 人生の目的をもっと早くに見つけていたら・・・
- もっとリスクを負うべきだった
- もっと自分を気遣うべきだった
- もっと人を愛してやるべきだった
- もっと多くの人に関わるべきだった
- もっとよいパートナー/親であるべきだった
※詳細はリンク先を参照してくださいね。
■なぜ後悔(つらい思い出が残る)するのか
ここであがっている項目はすべて、「もっと~していれば」という後悔です。言い換えれば、違う結果にできた余地を自分で感じたという事です。もっと真剣に、前向きに、ちゃんと取り組むべきだった・・・。「まぁいいや」や「めんどくさい」「恥ずかしい」など、誰もが考えてしまう事に対し、しっかりやっとけば・・・と思ったのです。自分を守る殻から飛び出せなかった事を、死を目前にして初めて、守ってたものが重要ではなかった事に気付いたのです。そしてそれをやり直す機会が自分には無いことに後悔しているのです。
■望んだ結果にならなかった体験は後悔する?
- 部活を3年間、毎日一生懸命練習したけど良い成績が残せなかった。
- 寝食を忘れて準備したプレゼンが通らなかった。
こういった経験がない人も、一生懸命に取り組んだが思うような結果が出なかったという経験をした人は多いと思います。こういった経験はどんな記憶として残っているでしょうか。
僕の場合、なにふりかまわず努力したのに結果が出なくて悔しいという想いも、とにかくがんばり抜いたので、すがすがしいという想いも、両方あります。
一生懸命がんばった時は、確かに悔しいけど後悔はありません。後悔があるときは、やっぱり努力する余地があるんですよね。もっとがんばれた。もっとできたっていう・・・。
■思い出に残る体験はどんな体験なのか
悔しいけど、違う結果を望んでたけど、一生懸命がんばった事は、今振り返っても強烈に思い出として残ってるんですよね。まったくご飯食べずに努力した事とか、良いプレーをした事とか、、、。
逆に、乗り気でない飲み会とか、付き合わされたセミナーとかまったく記憶に残らない・・・。
前のめりになって、自分の気持ちが入った行動は思い出になって残ってるんですよね。
■いつも同じ失敗をしている気がする
いつも全力で、いつもそれだけを見て、常に一生懸命なんて簡単にできる事ではないです。はっきりいって。だからもっと真剣に取り組めばよかったと、しょっちゅう思ってます。
同じように、「また同じ事で失敗してるし・・・」って思った事ないですか?
- また人につらくあたってしまった
- 毎日すると決めた情報収集を怠ってしまった
- また遅刻してしまった
その原因はさまざまで、改善の余地は考えなければならないのかもしれません。でも、たとえ同じ事で失敗したとしても、それは絶対に前回と同じ状況ではありません。
以前テレビで美輪明宏さんがこんな意味の事を言っていました。
「毎回同じ失敗をして、あ~またやっちゃった~と思ったとしても、それは経験している分、前の失敗よりもほんの少しだけ上昇しているんです。後悔の念も前より強くなっているんです。同じ過ちを何度も何度も繰り返してちょっとづつ上昇していき、ようやくそれを手に入れることができるんです。」
一言一句合ってるわけではないですが、こういった意味合いの事を言っていました。
■生者必滅と諸行無常
生きているものはいずれ必ず死に(生者必滅:しょうじゃひつめつ)、この世のものは常に変化する(諸行無常:しょぎょうむじょう)。
最期にどんな想いをもって死んでいくのか・・・今を生きている人には現実離れした考えですが、終わりがあるからがんばれる事は往々にしてありますよね。「試験の一夜漬け」など最たるもので、「土壇場にならないとやらない人」や「朝起きて、時間ぎりぎりになってから準備する人」なんていっぱいいると思います。
全てのものは変化していきます。脳みそも時間も空気も流れていきます。同じ状態を保てるものなどこの世にはありません。今置かれている状況も常に変化します。しんどい状況も、つらい心境も、必ず同じままではありません。同じ後悔をしても、それは同じ心境でもなければ、同じ状況ではありません。
■想いの強さが思い出になる
死ぬ前に後悔する事とは、もっと一生懸命がんばれたという後悔。
「何度でも失敗できる」という事に気付いて行動できれば、後悔はなくなり、楽しい思い出の花束があなたを包んで行けるでしょう。