SNSを利用してモチベーションを上げる
⑬やる気が無くなったと思ったらインプットを増やしましょう。内的な刺激が生まれないなら外から刺激を与えるといいです。人に会う、話をする、webで情報収集、本を読む、ニコ動を見る。ただしモチベーションを上げたい事や、それに関連のある事に対してのインプットを増やさないとダメです。
— 斉藤 克明 (@katsuaki_s) 2013, 2月 13
■新しい知識、情報を使う事がモチベーションの低下を防ぐ
「自分には将来の目標があり、それに向かって行動している」
どんなに熱い情熱を持って行動していても、1度はモチベーションの低下を感じた事があると思います。特に日々の行動がマンネリ化しているとモチベーションの低下は起こりがちです。なぜマンネリがモチベーションに影響してくるのでしょうか?
理由は人によって違うでしょうし、たくさんあると思いますが、僕の考える1番の理由はこれです。新しい知識や情報を利用できてないからモチベーションが低下するのです。簡単に言うと刺激がないからです。なんだか当たり前の事を言っているようですが、刺激を与えるとはどういった事なのか、具体的に何をすればよいのかを考えたいと思います。これを読んで明日からの行動意識を少しでも変えてもらえたら嬉しいです。
■判断の繰り返し
突然ですが、みなさんは朝起きてまず何をしますか?
- トイレに行く
- うがいをする
- パソコンを立ち上げる等…
これらの行動はどちらかといえば無意識で行動してますよね。私たちは毎日毎日、瞬間瞬間で「何をするか」という事を、意識的にしろ無意識的にしろ判断しています。
■「やる」か「やらない」かはどうやって決める?
何かの行動をする時、「やる」か「やらない」かをどうやって決めているのでしょうか?
- 無意識のうちに行動している
- 友達に薦められたので行動する
- ネットで知ってやってみる等…
自分で判断するような場合もあれば、他人やネットなどの情報に従い行動する場合もあるでしょう。後者は言い換えれば、外からの情報に刺激され判断していると言えます。
■本当の「引きこもり」とは
一般的に「引きこもり」というと、自分の部屋や家から出ずに1日中そこで生活している・・・といった印象だと思います。でも僕は本当の引きこもりとは(自分自身の)外から得る情報が無く、以前から知っている情報のみで判断する状況だと思っています。
先ほど「やる」か「やらない」かをどうやって決めているのか考えました。自分で判断する場合と、外からの情報に刺激され判断している場合がありましたが、「引きこもり」状態では常に自分の知識だけで判断していると言えます。
これってまさにマンネリの事だと思いませんか?新しい知識、情報などが無く、いつも同じ情報で判断し、外からの刺激がない…といった状態が「引きこもり」であり、マンネリなのです。
一方で、他人のおすすめに従って行動した場合や、アドバイスは聞くがその通りに行動しなかった場合など、自分の知識ではない外からの情報を考慮したとすれば、これは「引きこもり」ではありません。大切なのは外的情報を選択するのではなく、外的情報を考慮に入れた判断をする事です。
■外からの刺激がない場合の弊害
ネットで新しい知識を得る。amazonで本を買って知識を吸収する。友達からメールで知識を得る。部屋や家に引きこもっていても、今や新しい知識を吸収する方法はいくらでもあります。
ところが、先ほども言いましたが、大切なのは新しい知識を考慮する、判断材料に加えるという事です。どんなに新しい知識を吸収しても、右から入れて左へ流しては意味がありません。それではすでに知っている知識だけで行動している事になり、「マンネリ」で「引きこもり」です。
自分の脳みそだけですべてが完結する日々は思考の停滞を生みます。いずれは考える事をしなくなります。もちろん1人ぼっちでも情熱やモチベーションを高められる人もいます。しかしほとんどの人は、毎日毎日毎日毎日発生する沢山の判断の中で、新しい知識を利用する機会が遠のけば、それだけ思考の停滞を招くだけです。
■外出していても「引きこもり」は起こる
これらの現象は外で仕事をしている人にも起こりえます。会社の同僚や取引相手、友達と接していれば新しい知識を得られるでしょう。しかし、日々の行動や判断がいつもと変わらなければ意味がありません。
毎日同じ食堂で2、3種類のランチをローテーションで注文していたり、仕事がルーティーンワークになっていたりすれば、それはもう「引きこもり」と同じではないしょうか。日々のモチベーションが上がるはずもありません。
■モチベーション低下を防ぐ
モチベーションの低下、無気力感は、こうすれば解決するかもしれません。
新しい知識を吸収し、それらを利用しながら行動しよう。TwitterやNaverまとめ、TogetterなどのSNSにはキュレーターという方が沢山います。これらの人は、特定のテーマについてネットに転がっている沢山の情報の中から、ピックアップした情報をまとめてくれています。
WEB系の情報をつぶやくTwitterユーザー。
AKBについてまとめたNaverまとめユーザー。
炎上商法についてのつぶやきをまとめたTogetter記事。
佐々木俊尚(@sasakitoshinao)さんのように、沢山のブログやWebニュースの中から有益と思われる情報を、情報ソースのURL付きで毎朝つぶやいている方もいます。
また、1ヶ月840円のホリエモンの有料メルマガを購読すれば、毎週月曜日に膨大な量のホリエモンイズムを吸収できます。
こういったツールを使って新しい情報を吸収し、少しでも日々の行動、判断に反映させていく事ができれば、毎日寝る前に前進した自分を実感できますし、毎朝起きた時に新しい自分を実感できる事でしょう。
ただし気をつけなければならないのは、ネットに転がっている情報や、誰かがまとめた情報には、書いた人やまとめた人の独断と偏見が混ざっている事が往々にしてあります。それらの情報が全てとは思わず、自分で考えるがとても大切です。
その点に気をつけて、まずは1週間、新しい知識を身につける事から始めてみてください。そしてその情報を使って、自分の行動、判断に反映させてみてください。きっと新しい知識で自分が変わっていく事を実感できると思います。